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覗いちゃダメっ

第4章 親友の家で



悟「どうぞ」

花「おっ…お邪魔します…」


悟は親友の兄
とはいえ悟も年頃の男性

部屋に入ってから自分の軽率な行動を
反省する花だった


花「…」

悟「はいっ、花ちゃんが欲しがってた本
良かったら」

花「えっ、いいんですか?」

悟「うん、あっでも気になって一回読ん
だけど…」

花「ありがとうございます!!大事にし
ます」

悟「喜んでもらえて良かった」

花「はぁぁ、感動」


悟がくれた本
それは古いミステリー小説

人気のシリーズだったが今は絶版となり
そう簡単にはお目にかかれない
レアな小説だった


悟「内容もそうだけど登場人物も個性的
ですごく楽しかったよ」

花「楽しみです!!」

悟「想像してる以上の、!?」

花「?」

悟「それっ…」

花「えっ、あっ!?」


本に気を取られ
花はその事に気づかなかった

ズボンのポケットに入れたはずの下着が
床に落ちていた事に…


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