テキストサイズ

君の隣に。

第6章 初めて




─私の初めての彼氏。

─初めての彼氏の家にお泊まり。


今は悠斗がお風呂に入ってる。


はぁ…ついに…彼氏が…。
できた…。

はぁうぅ♪
嬉しいよ〜♪


私は頬に手をあててニヤニヤしていた。

その時…。

「…おい…」
!!!!

みっ見られた!?
「なぁにニヤニヤしてんだよ」
「…いっいやっ!」
「あやしー…」
悠斗はそういって顔を近づけてきた。
「ひゃっ!何でもないよ?」
「…………」
「悠斗?」
「チューするか?」
「!?」

キス…き…す…

「おい…そんな顔で俺を見んなよ…」
私…変な顔してるのかな?
「キス…したくなるだろが」
「私は…悠斗とキスしたいよ?」
「……………」
変なこと言っちゃった!?
「可愛いわ、バカ」
「んっ…ゆ…悠斗…」
「もっと俺の名前読んで?」

こんな悠斗初めて見た…。

すごく大人っぽく見える。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ