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君の隣に。

第17章 嫉妬





三時限目が始まろうとしたとき、急にお腹に痛みがはしった。


「っっ…」
「亜美どした?」
「お腹…痛い」
「保健室行かねぇと! よいしょっと…」
「ひゃっ!」

悠斗は私を、いわゆるお姫さま抱っこをし、保健室に連れていってくれた。
「いっ…あっ…ありがと」
「おぅ」

「あぁーどうしたの?松田さん」
「お腹が痛くて…」
「じゃぁここ座って?久保くんは教室に」
「へーぃっ…亜美!ゆっくり休むんだぞー」
「…うん」

悠斗は行ってしまった。

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