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神様のくせに慰めるな

第1章 カス神様

「恐ろしいな」

「わかった? 世界がどれだけあなたに惑わされてるか」

「わかった。わかったからもう手をどけてくれ」

「今度自慰したら」


少女はそのさきは言わずに、律儀にドアから退出していった。

あれが世界の崩壊か。

二度と体験したくないな。

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