0874545
第2章 常連さまと私
クルマは住宅街を抜け海岸通りに出た。
しばらく走ると風俗島が見えてきた。
異様に照り輝くネオンサインが
あちらこちらにあり、
工場地帯のど真ん中にある
この場所だけ夜になっても
きらびやかに輝いてる。
だから、地元の人はここを風俗島と
呼んでいる。
常連さんはパラダイスと呼んでいるみたい。
クルマはゆっくりと風俗島に入っていき
アジアンテイストの
外観の建物の前に止まった。
お店の前にデッカい看板があり
「キレイな華があなたをシコシコする
『バブルガール』
TEL0※×#-087-4545」
『バブルガール』
お店の名前だ。
しかし、このキャッチコピーはダサい。
電話番号に引っ掛けてるのは
わかるけど、
もっと、まともなものを考えても良くない?
クラウンから降りた菜々は
メイクばっちりキメて
降りた。
その顔は風俗嬢希空(のあ)になっていた。
しばらく走ると風俗島が見えてきた。
異様に照り輝くネオンサインが
あちらこちらにあり、
工場地帯のど真ん中にある
この場所だけ夜になっても
きらびやかに輝いてる。
だから、地元の人はここを風俗島と
呼んでいる。
常連さんはパラダイスと呼んでいるみたい。
クルマはゆっくりと風俗島に入っていき
アジアンテイストの
外観の建物の前に止まった。
お店の前にデッカい看板があり
「キレイな華があなたをシコシコする
『バブルガール』
TEL0※×#-087-4545」
『バブルガール』
お店の名前だ。
しかし、このキャッチコピーはダサい。
電話番号に引っ掛けてるのは
わかるけど、
もっと、まともなものを考えても良くない?
クラウンから降りた菜々は
メイクばっちりキメて
降りた。
その顔は風俗嬢希空(のあ)になっていた。