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第5章 ♂×♀=♥︎

菜々は愛李以外だれも

風俗嬢とは知らないから

平静を保ちながら

ヤスシの話を聞いていた。

菜「そうなんだ。

彼女居るのに風俗はマズイでしょ。」

ヤ『ケンジの考えてる事はわからん。

彼女居るのに風俗ってなぁ〜。

そう言えば、菜々は今仕事なに

やってるの?』

菜「ちっちゃい会社の事務員だよ。」

とっさの事で適当なウソをついて

しまった。

その時愛李の顔を見たら

笑う事を必死に我慢してた。

ケ『そっか、頑張ってんだな。

舞こそ、いつになったら彼氏できるんだ?』

舞『そのうち白馬の王子様が

迎えに来るからいいの。

菜々さー、いつからそんなに

キレイになったっけ?

アレ以来だよね。』

あ『そうそう。○○のタウン雑誌に

載った時からだよね。』

愛『あの時着てた服、私が貸した服で

載っちゃったのは雑誌見た時、

正直焦った。』

舞『それからだよね。

菜々がキレイになったの。

あの時彼氏出来て浮かれてたもんね。』

菜「そんな事ないよ。

自分が載った時、正直消えてしまいたいと

思ったもん。」

あ『あれから男子が菜々の見る目変わったもんね。』

ケ『確かに衝撃だったもんな。

普段大人しいし、

服だってダサかったイメージしかなかったのに

あんなかわいい服着てる菜々が

想像できなかったもんな。

あの時、何人菜々に撃沈したんだ?』

菜「ん〜、忘れた。」

そんな話をして時間が過ぎていった。

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