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ウィスタリアで秘密のlesson

第2章 ジル•クリストフ❤︎lesson1

(ユーリ…行っちゃった…)


ジルの部屋に入ると
奥のテーブルの上に本を置くのが見えた


「お待ちしていましたよ
プリンセス…」


「ジル様…」


「ジルとお呼びください…
さあ、こちらへ」


案内されたのは窓際のカウチだった

カウチ〈寝椅子〉に並んで座ると
一気に距離が縮まった気がして
落ち着かず…
マリーは慌ててスリットを押さえる


「あの…ジ、ジル?
このドレスは…」


「私の好みで選ばせていただきました
思った通り…
貴女の美しい肌に良く映える」

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