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君へ

第2章 手紙




抱き寄せた
胸に



抱き絞めた
腕に



君の温もりと
君を縁取る感触が



いつまでも
僕の躯に
染みつき



君を
失った時



僕は
きっと



朽ち果てて
しまうから




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