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君の笑顔をーー

第14章 傷ついたココロと涙。



翌朝、私は目が覚めるとドレッサーの前に座り自分の顔を見ていた。

(夢…じゃないよね..
私、昨日…蓮と付き合ったんだ…。)


付き合うって……
どうすればいいんだ?



私は支度を済ませ、学校へ登校する。


『泉〜☆ おはよ‼︎』

「あ。紗彩‼︎ おはよー!」


学校への道を歩いていると
紗彩が走ってきた。


『ねえ‼︎ねえ‼︎ 昨日どうだったの⁉︎
ちゃんと伝えた⁉︎』


紗彩は興奮気味に聞いてきた。


「うん。 勇大ともちゃんと話したよ!
勇大…優し過ぎるよ。マジで。

私なんかに気を使ってくれてさ…
これからも友達でいてくれる?って」



『クゥ〜‼︎ 勇大らしいねー‼︎

でも、好きだって言う気持ちもそうだけど、今までの泉との関係も大切に思ってくれてたんだと思う‼︎』



「うん。すごく嬉しいコトだよね!

それより…また隼人の気持ちを粉砕したんでしょ⁉︎ あいつも懲りないね…。ははっ。

紗彩、めっちゃ愛されてるね〜?」



『もー‼︎ 私が欲しいのはチャラい愛じゃないのっ‼︎ 情熱的な愛だよ‼︎
強引なくらいの愛が欲しいわ〜☆』


紗彩さん…?
それを、中学生に求めますか?笑

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