君の笑顔をーー
第17章 冬に咲いた花。
『何で私⁉︎ マジ信じられないんだけど‼︎』
「うん。私も信じたくない…笑
理由は本人から聞きなさい。
あ。でも球技大会のときからウチらを知ってたみたいよ?笑」
『ギィヤァーーーーーーーーーーッ‼︎‼︎‼︎』
うん。そうなるよね。
私もですもん。
「紗彩の都合良かったら、今度4人で会う時間作るわ。いつが…『即日ッッ‼︎』
はぃ………。
紗彩、食い込んでくるね?
まぁ。気持ちは分かりますよ。えぇ。
「ははっ!分かったから‼︎
蓮に都合聞くから、決まったら教えるよ!」
紗彩の興奮が冷めないまま、電話を切った。
(紗彩、嬉しそうだったな…。
いつもなら、即粉砕させるくせに。笑)
蓮にメールしよ…。