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『おぃ。何一人で笑ってんだよ？』


「りーく‼︎」


私は自然と笑みがこぼれた。
陸もつられて笑った。



『何だよ？笑 てかお前…ぶっさいくな顔になってんぞ？笑』


陸は私の髪をクシャクシャにしながら笑った。


「そういう陸の顔もぶっさいく〜‼︎」


私も陸の髪をクシャクシャにして、笑ってやった。


私は手ぐしで髪を整えながら
また陸を見て、笑った。



『泉の笑顔。やっと見れたな。
いつも笑ってろよ？
俺はお前のその笑顔が好きなんだよ…』


そう言うと陸は優しく微笑んだ。