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君の笑顔をーー

第27章 煽られて⁉︎


そして、翌日の土曜日ーー


私は、待ち合わせの中央公園へ向かった。
陸は先に待っていた。


「陸ー。おはよ!」

『よう。』

「まさか…寝起きだったりしないよね〜?」

『…よし。行くか。』

「あ‼︎ 無視するな‼︎」


陸は先に歩き出した。

陸の家は公園のすぐ近く。
起きて、ダッシュしたんだろう。

まだ眠そうな顔をしていて、後ろ髪は寝癖で少しはねていた。

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