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君の笑顔をーー

第27章 煽られて⁉︎



(もう〜。あーちゃんの所為だ‼︎
絶対、顔赤くなってる‼︎)


『お前な…。痛ぇだろ。』


「陸が変なこと言うからじゃん‼︎」


『別に変なことは言って無いだろ。
俺は…好きな女といれば意識するし。』


陸の言葉で、一気に赤面してしまう。
私は慌てて、陸に背を向けた。


鼓動がバクバクと跳ね出す。


(あーちゃんのバカァーー‼︎
陸のバカァーーーーーーーー‼︎)




『……泉。』




陸の穏やかな優しい声が、耳を擽る。
後ろからフワッと抱きしめられたーー


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