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君の笑顔をーー

第30章 いじめっコな彼。




私は思わず陸に抱きついた。


「そんなことないよ!
私はこうやってそばにいるだけで幸せ!
大声で叫びたいくらい、陸のこと好き!

それに..陸は私の…
か...か.彼氏..でしょ?」


『そう。彼氏。』


顔を上げて、意地悪な笑みを浮かべ
陸は、私のお腹をくすぐりだした。


「アヒゃひゃひゃ‼︎‼︎
ちょ‼︎ やめ‼︎ くすぐったいから‼︎」


『ちゃんと分かってんの?』


「分かってる‼︎ まじ‼︎ギブ‼︎」


陸は笑いながら、お腹をくすぐり続けた。

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