テキストサイズ

君の笑顔をーー

第5章 作られた笑顔。



『まぁ、泉はみんなと恋バナとかしないもんね〜。』



『はは…。しないね〜。』



『まぁ、私には話してくれてるからいいんだけどね♪』



そう。紗彩には基本、何でも話す。
心が許せる..友達だからね。



あのこと以外は…



それに、紗彩以外の女の子と話すのは
まだ慣れない…


どこかで、壁を作ってしまうんだ。


男の子とばかり遊んでいたこともあり
私も少々?口が悪い…

毒舌だったりもするわけで…



ズバズバ言っても笑い飛ばす男の子とは違って、女の子は繊細だから…

一言一言に気を使ってしまうんだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ