君の笑顔をーー
第6章 雄叫び
陸たちの試合が始まった ー
応援席には先輩・後輩・同級生と…
女子で埋め尽くされている。
黄色い声援が耳に響く…
はは…。あの3人は目立つからね。
背..高いし…?
3人のコンビネーションは息がピッタリでボールはどんどんリングのネットを揺らしている。
(陸が真剣にバスケやってる姿。
初めて見たな…。 )
「へー。上手いんだねー。」
『あたり前じゃーん!
バスケ部のエースだよ?
1年の時からレギュラー入ってんだから』
「そうなんだ?」
確かに、陸がシュートをする姿は
とても綺麗で、しばらくの間見ていた。