君の笑顔をーー
第7章 夜空の花。
電車に乗り、隣街へ向かった。
会場に着くとたくさん夜店が並んでいる。
やっぱり人多いなぁ…
全然気にしないけどね‼︎
『泉 ‼︎』
「紗彩 ‼︎」
「「 イカ焼きーー‼︎ 」」
『おぃ…。色気より食い気かよ。笑 』
やっぱ祭りは楽しいねぇ〜♪
『お?陸か⁉︎』
振り向くと、バスケ部の先輩だった。
『あ! 蓮先輩お疲れっス!』
『陸たちも来てたんだ?』
『はい。先輩も来てたんスね?』
『おぉ。クラスの奴らとな。
あれ……?? 君たち確か……。』
(ん??私たちのことか?)
『あ! 球技大会で
叫んでた子たちだよな?』
(あ…… 。)
『ははっ。そうッスよ。
あの時のバカな幼馴染っス。』
バカッて‼︎
陸のヤロー。後で覚えとけよ⁉︎