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高校で始まる物語

第1章  高校2年生


「はぁ~〜」



深くて大きなため息が体育館に響き渡る。



このため息をついたのは松原 圭太だった。


「ですから〜、1学期というのは…」


校長先生の長々とした話を聞きながらまた圭太はため息をついた。



始業式の校長先生の長話は毎年恒例だ。


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