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高校で始まる物語

第6章  頭痛


七海はからかうように笑い、キッチンに戻る。



「で、七海は何してるの?」


「見ての通り、朝ごはんを作ってるんだよ」


「七海って料理うまいの?」


「まあ、ある程度は…一人暮らしだからね」



トントントントン



包丁の心地良いリズムが家に響く。



七海は料理をし、圭太はテレビを見た。





2人は無言のままだった。


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