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真愛

第3章 友達



結局準備ができたのは14:07


待ち合わせ場所はいつも駅


待たせてるのはいつものことだけど少し早足で5分ほどで着く道のりを歩く



「おーつーかーれー!!!」


前方から走ってくる黄色を少し抜いた金髪のショートカットをした彼女が佐伯有香


「遅くなってごめん」


「いいよー!うちもさっき着いたの!てか、ご飯食べてないでしょー?食べ行こっ♪」


元気な笑顔に少し小柄な体

それでもあたしの腕を引っ張る力は強くてそんな女の子らしい有香をあたしはたまに羨ましいとも思う


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