
真愛
第4章 本指名80分
「では、ごゆっくり…」
入り口にいくとすでにボーイとその客はいた
ここからはソープ嬢ヒメカだ
「また来てくれるなんて嬉しい!ありがと!」
「言っただろ?俺の言葉を忘れないで」
「ふふ、こちらへどーぞー」
俺の言った言葉。そんなのもう忘れたわ
部屋に案内すると2人とも自然にベッドに座る
「ねー、今更だけど名前なんてーの?」
「じゃあなんていうの?本名」
少し顔を近づけてあたしの目をみてくる
「そんなの禁止〜!じゃあなんて呼んだらいい?」
「そうだなあ…。クニ」
「クニ〜?わかった!じゃあクニね!」
普段のあたしじゃない
今はヒメカ
飛び切りの笑顔で腕に抱きつく
