テキストサイズ

お前は俺のxxx

第21章 あいつ…



テラスに出ると、私が口を開く前に龍牙が颯太に話しかけた。


『上條先輩。結愛は俺の彼女なんで
手出さないで下さい。

結愛も迷惑してるんで。
話はそれだけです。結愛。行こう。』


「え…?うん…。」


龍牙は私の手を引いて歩きだした。
颯太を見ると、何も言わずにカフェの中に戻っていった。


自分の口から、直接話すつもりだった。
そのために、来た筈なんだけど…


龍牙は、心配だからついて来てくれたんだよね?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ