お前は俺のxxx
第23章 優しい腕の中…
『結愛? 駅の近くのファーストフード店にいたから、すぐ着くからね‼︎
大丈夫⁉︎ ゲーセンの2階のトイレだよね? 個室から出られる? 』
香奈は、電話で私に声をかけながら、すぐに来てくれた。
『結愛‼︎ どこ⁉︎』
個室の外から香奈の声が聞こえ
私は鍵を開け外に出た。
香奈は私の顔を見て、悲鳴をあげる。
『キャー‼︎⁉︎ 結愛⁉︎
どうしたのその顔⁉︎ 何があったの⁉︎』
私は、香奈にしがみつきながら
涙を流した…
そして、ゆっくりと、さっきの出来事を話した。
私の、話を黙って聞いていたが
話し終わると香奈は切れた。