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お前は俺のxxx

第25章 守るための拳。


あいつの…
結愛の感じた恐怖を。
この男にも味合わせてやる。


俺は、男の腹を蹴り飛ばした。
そして、男の胸ぐらを掴み何度も殴る。


結愛の痛みはこんなんじゃねぇ。


外傷だけじゃなく。
心にも傷を負わせた。


俺は、男を突き飛ばし
上から見下ろす。



『結愛には病院で診断書を取らせる。
それを持って被害届を出したら、お前はどうなる?』



『そんなの‼︎ 俺も同じことしてやるよ‼︎
お前にやられたこの傷で、俺はお前を訴える‼︎』



『はっ。好きにしろよ?
結愛を守るためなら、俺はどうなっても構わねぇから。』



これが俺の本心だ。

結愛を守る方法…
バカな俺には、これしか思いつかねぇ。

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