お前は俺のxxx
第28章 一人にしないで…
私はおずおずと、リビングへ戻り颯太に声をかけた。
「ねぇ…。」
『寝ろって言っただろ。』
「………一人になりたく無い…。」
(わ.わ.私、何言ってんの⁉︎)
颯太は、『はぁ…。』と深いため息ををこぼすと、私を寝室へ連れていった。
『ほら。横になれ。
お前が眠るまで、ここにいる。』
そう言うと、私を横たわらせ、隣に腰を降ろした。
やっぱり、颯太の隣は安心する…
瞳を閉じると、そっと頭に颯太の手が触れる。
繰り返し撫でられる、心地良い温もりに、私の意識は遠のいていったーー