お前は俺のxxx
第68章 この人たちは何⁉︎
学校が終わると、樹に連れられ繁華街を歩いていた。
私は、ただ黙って隣を歩くだけ。
樹とは何も話したくない。
つまらない女だと
捨てられれば良いんだ。
『あれ?結愛ちゃん?』
突然声をかけられ、振り返ると颯太の先輩のまこっさんだった。
樹は、まこっさんを見るとスッと離れた。
「あ..こんにちは..。」
『今日は颯太と一緒じゃないんだ?』
「ぁ...はい。」
『そっか。また食べにおいでね?』
まこっさんは、樹をチラっと見た後、私に手を振り歩いて行った。
樹といるところを、まこっさんに見られたくなかったな…