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お前は俺のxxx

第107章 あの頃には…




部屋に入ると、ドサっとエコバッグが手から滑り落ち落ちた。



ぁ…
割れちゃった…。



颯太が好きだと言ってくれる玉子焼き。

もう作る必要なんてないんだね…



私は荷物を玄関に置きっ放したまま、
寝室のベッドにうずくまった。




颯太…
私はもう必要なくなったの?




信じることが出来なかった私に
愛想が尽きちゃったの?




何も言わないまま…
私の前から離れて行っちゃうの?




せめて…
最後に一言…








別れよう。って言ってよ…



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