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はじまりは保健体育☆

第4章 4


じゃ、せーので飲もう、という達哉先輩。

「せーの!」

意を決した私も、ぐいぐいと飲み干す。

「ゴクゴクっ…あれ…?結構おいしい」

息をつきながら私がいうと、

「そうだろう。味にも配慮したからな」
黒縁メガネの中で嬉しそうに笑う先輩。

「どうなるのかなー!楽しみだね」
とみいちゃん。
その興味津々の笑顔が逆に怖いよ…



「どうだ…?疲れが取れ、力がみなぎってきたか?」

10分後、先輩は私に聞いた。

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