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ミニ嵐がデキるまで

第14章 14

松潤の願いを知ってか知らずか、とにかくオイラは熟睡していた

翌朝、蓮ちゃんが玄関先で松潤を見送る声で目が覚めた

おはよ、蓮ちゃん

あ、大野さん おはようございます

蓮ちゃんさ、いい加減オイラの呼び方も変えない?

えっ、じゃ-ん-と、智さん?

えー、オイラだけサンなの?

じゃ智クン?

うんうん

じゃ智クン、朝ご飯食べるでしょ?
顔と歯、洗って来て

解った♪

蓮ちゃんのご飯、ウマッ!

そぉ? 普通じゃない?

全然、普通じゃないよ
めちゃウマだよ

ありがとう

ところで、松潤帰って来るまで何して遊ぶ?

とりあえず、掃除と洗濯があるし、潤から本棚の片付け頼まれてるから…

掃除とかはオイラ苦手だからな…
でも松潤の書斎はどんなのか気になるから、
本棚の片付けは手伝うよ

ありがとう
じゃ、急いで他の事済ませるね

松潤の書斎ってこんなんなんだ…

私も今初めて入ったけど…スゴッ!

そこは壁全面を埋め尽くすほどの本と、DVD、それに台本

智クン、これ今日中に終わるかな?

ムリな気がする…

やるだけやってみようか…

そだね…

こうして私と智クンの片付けが始まった

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