無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

オレが寝室に入ると

じゃ、おやすみ　雅紀クン

蓮ちゃんはそう言ってベッドの端っこで寝始めた

オレも布団に入りつつ、ホントに良いのかな…と思いながらも

おやすみ、蓮ちゃん

で、本当に眠ってしまった

翌朝、早くに寝たからなのか、本来起きる時間よりも一時間以上早く目が覚めた

横を見ると居るはずの蓮ちゃんが居ない

リビングに出てみても居ない

脱衣所を覗くとシャワーの音がする

なんだ、シャワーか

そう思って出ようとした瞬間、とんでもない言葉が耳に入った…

ん…あ…っ…潤…も…もぅ…あっ…ｲｸ

!!!???　潤？　潤って松潤？　そこに居るの？
何で？　どうして？　ここで抱いてるの？

頭に血が上ったオレがバンっとドアを開けるのと、蓮ちゃんがイくのがほぼ同時だった

どこを見ても松潤の姿はなく、そこにはイってｸﾃﾝとなった蓮ちゃんが居るだけ

??　ハテナしか浮かばないオレの目に見慣れた物が映った

オレの携帯！
まさか蓮ちゃん、松潤に電話して…？

ゴメンね…雅紀クン
あの日からずっと、翔クンと和、潤に協力して貰ってたの

どういう事？

そうだね、きちんと話すよ
でも雅紀クン、これだけは約束して

何？

今日、みんなにあっても問いつめたり、怒ったりしないって