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えっ、何で？

お帰り、雅紀クン

あ、うん　ただいま
じゃなくて何でここで起きるの

ん？

せっかくオレ姫だっこしようとこの体勢になったのに…

だって雅紀クンの独り言、声大きいんだもん

…それで起きたの？

うん　あ、そうだ
今晩は唐揚げ作ったよ、少し食べる？
ってか、いつまでこの体勢？
雅紀クン腰痛くない？

腰は痛くない…けど、ずっとこの体勢はツラいから…

よっ…と

な、何で持ち上げるの？

ん？　寝室に運ぶから

唐揚げは？　食べないの？

食べるよ、明日ね
だけど今は…蓮ちゃん……食べたい

そっか…じゃ仕方ないね
はい、運んで運んで！

よし、運ぶよ～

今からHするのに何て明るい寝室の入り方…でも…この方がオレらしいよね？

はい、到ー着っ

わーい、ありがとう

いえいえ、どう致しまして

じゃ、お礼に…はい、どうぞ
召し上がれ！

そう言って蓮ちゃんは両手を広げた

プッ！　アハハッ　蓮ちゃん面白過ぎ

な、雅紀クンがさっき食べたいって言ったから言ったのに…
もぅ、笑い過ぎ！

アハハッ…ゴメンゴメン
もぅ笑わない
ね、蓮ちゃん　ゴメンね…

えっ？　そんな本気で怒ってないよ？