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今までの誰のとも違う、送迎用の車に智クンと乗り込んだ

行き先を言わなくても動き出した車は数十分後

蓮ちゃん、ここオイラのマンションね！
少し周り案内しようか？

ううん、智クン居ないとムリだしマスコミも張ってるでしょ？

それもそっか…じゃ部屋に帰ろ

と言った智クンの手には大量の紙袋…

智クン、少し私持つよ…

うん、ありがとうってオイラが言うと思う？

言わないね、絶対に！

でしょ!?　だから気にしないで着いてくる！

は－い

はい、ここがオイラの部屋…入ろ

うん！

夜中の12時か…お腹空いたね　蓮ちゃんは？

うーん、ちょっと空いたかな…
でもピーク過ぎちゃったよ

蓮ちゃんさ、何か簡単に作ってくんない？

いいよ、何が食べたい？

ん～うどんとか？

分かった、すぐに作るね
でもその前に着替えてもいいかな？

そだね、オイラも着替えよう…いいや、オイラ先風呂入ってくるよ
蓮ちゃんはさ、ゆっくりしてて

うん、じゃ着替えて服片付けてるよ

それとも蓮ちゃん？

んー？

オイラと一緒に入る？

なっ！　智クン！

冗談だよ、じゃ入ってくんね

ハイハイ

紙袋を開けると、とても質の良い服と下着、靴が入っていた