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ミニ嵐がデキるまで

第4章 4

俺は蓮ちゃんに背を向けたままリビングに戻った…

が! 

落ち着こうとすればする程落ち着かない場所が一カ所…

しょーがない、トイレで出すか…

ッ…ハァ…あん…な…姿…見て…クッ…萎え…てられる…程…も…ィ…クッ!…

俺がトイレに熱を吐き出した瞬間、

櫻井さん? 大丈夫ですか?
私の作った晩御飯のせいですか?

心配そうな声でドアを叩く蓮ちゃんの声

なんとか息を落ち着かせて、ドアを開けた瞬間

俺の理性は吹っ飛んだ

気づいたらベッドに蓮ちゃんを押し倒した状態で、自分も上半身脱いでいた

ゴ、ゴメン蓮ちゃん

俺は急いで蓮ちゃんの上から降りた

謝って済む事じゃないけど、ホントゴメン!!

蓮ちゃんは、体を起こしながら笑って

大丈夫ですよ、櫻井さん
ちょっと驚いたけど、その…嫌…じゃなかったし
少し…あの…気持ち良かったし…

えっ?

こういうの何ていうのか知らないけど、その…櫻井さんに胸触られたりしたの気持ち良かったです

蓮ちゃん…
そんな事言われると、俺、抑えきれなくなるんだけど…

ゴ、ゴメンなさい…
何て言ったらいいのか分からなくて…
でもホントの事だし…

蓮ちゃん、俺もぅ抑えるの止めるから
覚悟して

えっ?

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