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ミニ嵐がデキるまで

第11章 11

その夜

仕事終わりでそのまま帰って来た

とりあえず先にお風呂とご飯を済ませる事にして、順番に入ったりするけど、その間、誰1人として話さなかった

まるでお通夜みたいな空気

私のせいなのはわかってる

だけど、聞かずにはいられなかった

みんなが落ち着いた時

ゆっくりとそして静かに翔クンが話出した

蓮ちゃん、落ち着いて聞いて欲しい…と

だけどそれはとても信じられる話ではなかった

翔クン、それを信じる為の証拠は?
なんで私なの?

そんな言葉がグルグルと頭の中を巡るだけだった

だけど納得はできた

5人の相手は私じゃないとダメな事も理解した

だからこれからは、自分からこの非現実的なようで、現実の毎日を歩んで行く

そう決めた

だからみんなに

これから一生よろしくお願いします

そう言いながら頭をさげた

大野さん、翔クン、雅紀クン、和、潤

みんなゆっくりとそして大きく頷いてくれた

私の人生は、みんなの為に…

死ぬまで尽くそう…そう心に誓った

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