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依存症

第21章 【DEATH】





『…いい加減にして下さい!』



アタシの頬をのあちゃんは叩いた


「…」

『アタシが刺されれば?何言ってんですか!
私のが最低です!ハルがナイフ持ってたのに恭平をかばうことも何もしないで見てました
ジュナさんはすぐに恭平をかばったじゃないですか

愛してるから

身体が動いたんじゃないですか?』



「………恭平を助けたかった……から……愛してるから……」



『だったら恭平の気持ちだってわかって下さい……
ビールなんか飲んでないで…

あの時…

恭平をかばったジュナさんをとっさに恭平がまたかばったんですよ

愛してるから
ジュナさんのこと助けたかったんですよ……』




かばいに 行ったアタシを恭平がかばった?


だからアタシが刺されなかった?




…ポタン………



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