依存症
第11章 【女】
な
訳がない
高校時代の友達奈々からだ
久々だけどでる気もない…
けど人恋しさから電話にでた
「もしもし…」
〔あ!久しぶり!今暇?〕
相変わらずテンションが高い奈々にアタシも自然と笑顔になった
「ちょうどバイト休んで暇だよ」
〔まぢ〜じゃあ!ちょっと長電話に付き合って〕
「い~よ」
〔なんかさ恥ずかしいけどジュナには真っ先に言いたくて!
私……
できちゃった婚しま!!キャ〕
!!!
「ええ〜 いいなぁ〜おめでとう!!アハハ」
〔1番ノリかなキャハハ!!あっ!私より早いのいた
2コ下の山下美咲…って知らないか?男も2コ下の斎藤ハル!!ああ!!知らないか!! 〕
こんなときまでハルの話題…
「知ってる斎藤ハルは……上履きのコでしょ?…」
〔はあ?上履きって?あのジュナに上履き貸してくれたコ?〕
「…うん…」
キャハハ!!!
〔やだ!!ジュナ!あの時上履き貸してくれたコは
佐藤恭平だよ!!〕
「…えっ?な…に言ってるの?…」
恭平???
〔やだ!ジュナあの子が指差した下駄箱佐藤恭平だよ。あんた斎藤ハルと間違えて返したの?キャハハ
ああ1年は名前の順だから隣だったのか?
ジュナらしいキャハハ〕