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モテモテ男の裏の顔⁉︎

第1章 いつもの光景。



『綾瀬先輩。
先輩が好きです!付き合って下さい!』



(ははっ。またかよ。)



私は屋上のハシゴを登った屋根の上で
空を見ながら寝転んでいた。


下を覗くとフェンスの前には2人の男女。


毎日…目にする見慣れた光景だ。


女の子は頬を赤く染め、胸の前で手を握りながら俯いている。



(キレイな子。1年か。)



私は、また空を見上げながら寝転んだ。
心地良いこの場所は私のお気に入り。


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