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モテモテ男の裏の顔⁉︎

第22章 意外だな。




支度を済ませると、私は湊から借りたパーカーのフードを目深に被り、湊はサングラスをかけるとラブホを後にした。



側から見ると、いかにも怪しい二人…。



『とりあえず飯食いに行くぞ。』



ホテル街から離れ、湊の後ろを走るように付いていく。



『お前歩くの遅くね?』



振り返った湊は足を止めた。



「湊とは歩幅が違うの‼︎
足短くて悪かったわね‼︎」



『ククッ。足短いなんて一言も言ってねぇだろ。お前本当面白ぇ。ちょこちょこ着いてくんの見るとヒヨコみてぇだな。』



私をからかいながら笑う湊は、気付くと私の歩幅に合わせて隣を歩いていた。

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