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今まで見ていた湊とは違う…


湊のことが〝好き〟だと気付いて、素直にかっこいいと思った。


『とりあえず行くか。』


そう言うと、湊は駅前にあるモールの中へ入って行く。


このモールには、アパレルショップや雑貨など、色々なテナントが入っている。


エレベーターで上がると、湊の向かう先に携帯ショップがあった。


「湊の買い物終わったら、
後で携帯ショップに寄ってもいい？」


『今から行くけど？』


「え？後でい..」


『俺の用事はここ。
お前の携帯買いに来たから。』



は？



『あいつらに携帯壊されただろ。
あれは俺の責任だから。』



「えぇ⁉︎責任とかそんなの..‼︎ 」



『いいから黙って選べよ。』



湊は私の腕を引いて、携帯が置かれている場所に連れて行く。