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出発当日、

ナギサ嬢は、成田空港まで送ってくれる。

孟は、ナギサ嬢にサヨナラのキスをして空港内へと入って行く。

搭乗手続がわからないので事務所のスタッフを待っていた。


しばらくすると七菜奈乃がロビーにやって来る。


「おはよう、孟くん、」


「あっ、七菜奈乃さん、おはようございます。」


「私の名前呼びずらいでしょう、奈乃でいいわ、」(笑)


「はい、それじゃ奈乃さん、搭乗手続がわからないのです、」


「そうなの、だったら私のあとに着いて来て、自動化ゲートを使えば簡単よ、」

「はい、よろしくお願いします、奈乃さん、」



孟は、七菜奈乃のあとにつづき自動化ゲートの説明を受けて出国手続きをしてから、イミグレーションに二人で入って行く。




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