ワールドアパート
第4章 天才に挨拶
階段を登り2階にあがる
201を通りのすぎ
202号室の前で足を止める
先生からいただいた鍵でドアを開ける
ガチャ… キィー…
ドアを開けた目の前にはもう一つの扉があった
「カードキーはこのためにあるのか…」
部屋に入りドアの鍵を中から閉めようとした
中には鍵が無かった
ドアノブを何回か開けようと掴んだが
ドアノブは回りもしなかった…
ドアには内側からなのに鍵穴があった
もちろん監視されている少女は鍵を持っているわけない
「中からはこのドアは開けられないのか…」
玄関で靴を脱ぐ
もう一枚のドアと対峙した僕はカードキーをドアに刺した
ピー
という機械音と共にドアは開き
僕は迷うことなくドアの中に
足を進めた
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