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曖昧☆Bboys

第13章 少女玲奈

俺は噛み合わない話に少し戸惑った。


「お兄さんは?」


「彰吾」


「ショウゴ...ショウゴね!
玲奈今から、ショウゴのファンだから!」


無邪気に笑いながら言われ益々戸惑った。


でも悪い気はしない。


「ありがとう!応援よろしく」


「うん!じゃあ、必ずラインしてね」


「分かった」


玲奈は満足したのか薄茶の長い髪と素晴らしく短いスカートの裾をフワリと翻し、立ち去って行った。


俺はポリポリと頭を掻き、ギターケースを持ち上げた。


コンビニの袋にはいくらあるだろう?


そんな事にワクワクしながらアパートに戻った。




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