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曖昧☆Bboys

第16章 気分を変えよう

街路樹もすっかり紅葉し、都心でも秋の深まりを感じるこの時期に
私の心はグチャグチャで自分が嫌で堪らない。


霧人にちゃんと話して終わりにしよう。


そう思う気持ちと会える事への期待感と相反する気持ちに対応しきれない。


ランチもそこそこ、霧人に会うまでの時間潰しにフラフラと街を歩いていた。


すると、やたらに背の高い細身の男性と肩が当たった。



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