テキストサイズ

曖昧☆Bboys

第5章 ごめんね、彰吾

シャワーから出てきた彰吾は直ぐにカレーを食べ始めた。


よほどお腹が空いていたのか、三杯も食べてビックリした。


「ううっ~食べ過ぎたかも」


「三杯も食べるから」


パンパンのお腹を擦りながら満足そうにしてる。


「美咲ちゃん、いつもありがとう」


そういうと床に転がって目をつぶった。


ふふふ...可愛い


彰吾はやっぱり無邪気で可愛いのだ。


私の事を少しも疑りもせず安心している。


そんな彰吾をやっぱり私はまだ好きなんだろう。


ごめんね、彰吾。


もうしないから。


霧人の優しさに何処か後ろ髪を引かれる思いを断ち切った。








ストーリーメニュー

TOPTOPへ