曖昧☆Bboys
第6章 ご機嫌彰吾
あれから一週間...特になにも変わっていない。
霧人からも連絡がないし、日に日にあの日の事が薄らいでいった。
彰吾のくれた三千円はあっ言う間に彰吾と私の胃袋の肥やしに変わった。
彰吾の夜のバイトはバンドの練習もあるから毎日ではなかった。
もっと食費を欲しいのは山々だがこういうのは気持ちが大事と良い様に解釈するお気楽な私。
今日の彰吾は少しご機嫌な雰囲気だ。
「美咲ちゃん、着々と8万円に近づいてるんだ」
「そうなんだ。いくら貯まったの?」
「6万円」
「そっか、後少しだね」
「うん!」
嬉しそうにニコニコする彰吾は相変わらず無邪気なレトリバーのようだ。
霧人からも連絡がないし、日に日にあの日の事が薄らいでいった。
彰吾のくれた三千円はあっ言う間に彰吾と私の胃袋の肥やしに変わった。
彰吾の夜のバイトはバンドの練習もあるから毎日ではなかった。
もっと食費を欲しいのは山々だがこういうのは気持ちが大事と良い様に解釈するお気楽な私。
今日の彰吾は少しご機嫌な雰囲気だ。
「美咲ちゃん、着々と8万円に近づいてるんだ」
「そうなんだ。いくら貯まったの?」
「6万円」
「そっか、後少しだね」
「うん!」
嬉しそうにニコニコする彰吾は相変わらず無邪気なレトリバーのようだ。