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溺愛禁止。

第11章 邪魔する男

蓮君の指が
私のショートパンツのファスナーに触れた…



その時だった---






居間に置いたままの
私のスマホが鳴り響いた。



動きを止める蓮君。


しばらくして鳴り止んだと同時にその手は動き出す。



だけどその電話は何度もしつこく繰り返して掛かってくる。






「…出ていい?」



これじゃ、集中できない。



「…あぁ…。」



蓮君はガッカリした様子で渋々OKしてくれた。




ベッドから降りて服を整えながら隣の部屋に行き鞄からスマホを出して画面を確認すると



相手は、先日久しぶりに再会した



中学の同級生…健太だった。

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