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…全員私の部屋に集まっていた。


コンビニで山程買い込んできたビールもチューハイも、残り数本になった頃…



「アイツとは別れた方がいいよ。」


健太が言い出した。



「…どうして？」



「絶対アイツも元カレみたいなタイプだろ。」


学が答える。



「それとも、

恋実は…束縛する男が好きなのか？」



和也も続く。




「私…束縛されてるかな…？」



「仕事中に客室に入ってきて
恋実を連れて行こうとするぐらいだぞ？


しかも、付き合って間もないんだろ？


ぜったい危ないタイプだよ…。」




男三人は、蓮君のことを悪くしか言わない…。








「恋実…コイツらの言うことに惑わされちゃ駄目よ？」



そう言ったのは奈央子だった。