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溺愛禁止。

第15章 彼の音

翌日、私は夜勤を終えて11時頃に帰宅した。


身体はキツいけど、いつも以上に笑顔で仕事ができた気がする。


蓮君に会えただけでこんなに気持ちが違うなんて…。




しかも今、蓮君は私の部屋の下に居るんだ…。


今日もお店は営業日だから、今頃寝てるかな…。




私はシャワーを浴びて布団に入ると
いつもより幸せな気分で眠りについた。






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♪♪♪~♪♪♪~♪♪♪~♪♪~




ん…?目覚まし?

私、セットしてたっけ?




あ、蓮君の…起きる時間だ…。


昨日も15時に鳴ってたし…。



意外にも、床のきしむ音までが聞こえてきた。


こんなにも音が筒抜け…。







下から響いてくるいろんな彼の音に


私は無意識に耳を澄ませていた。

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