溺愛禁止。
第18章 二人の未来は…?
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あれから……
5年という月日が流れていた。
私の勤める老人施設の周りには沢山の桜の木があって今年も満開に咲く季節を迎えた。
「佐伯主任!
山本さんがお風呂、佐伯さんじゃないと入らないって言ってます!」
昨年入社したばかりの20歳の女子職員が駆け寄って来る。
「三浦さん…
どうして山本さんはあなたじゃ駄目なのかしら?
私が代わるのは簡単だけど、それじゃ何も解決しないの。
山本さんの心に
寄り添う努力をちゃんとしてる?」
三浦さんはすぐに逃げようとする。
逃げることは簡単。
きつく言えば辞める子も沢山いるから
言い方には気を付けてはいるけれど…。
せっかく同じ職場で出会えた仲間。
主任として、出来る限りのサポートをしていきたい。
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あれから……
5年という月日が流れていた。
私の勤める老人施設の周りには沢山の桜の木があって今年も満開に咲く季節を迎えた。
「佐伯主任!
山本さんがお風呂、佐伯さんじゃないと入らないって言ってます!」
昨年入社したばかりの20歳の女子職員が駆け寄って来る。
「三浦さん…
どうして山本さんはあなたじゃ駄目なのかしら?
私が代わるのは簡単だけど、それじゃ何も解決しないの。
山本さんの心に
寄り添う努力をちゃんとしてる?」
三浦さんはすぐに逃げようとする。
逃げることは簡単。
きつく言えば辞める子も沢山いるから
言い方には気を付けてはいるけれど…。
せっかく同じ職場で出会えた仲間。
主任として、出来る限りのサポートをしていきたい。