男子寮
第15章 利央×快斗 欲しいのは…
「弁当、リクエストは?」
「え…?」
「はぁ?」
「き、来てくれんの?」
「な、なんだよ!嫌かよ!」
ヤバいヤバい!
明日頑張れる気がする!
「快斗大好きー」
「ウゼェ…///」
とか言いつつ耳真っ赤(笑)
「快斗…キスして?」
「なんでだよ!」
「頑張れのキスして?」
ちょっと甘えてみる。
快斗は俺に弱いってことが、最近わかってきた。
「~~っ!」
「かーいーと?」
「わ、わかったから…っ!」
林檎より赤い顔…。
反則だろ馬鹿!
「目ぇ瞑って…?」
「いいよ…」
そう言って目をつぶると、触れるだけのわずかなキスが飛んできた。
すぐに離れようとした快斗の唇を捕まえ、舌を絡めていく。